タミヤIV号F型、本体の組立が終わりました。
残った車載装備品などを付けていくだけですが、些細なディテールアップをやっています。
▲留具のハンドル部が埋まってるので、0.7mmのドリル刃で開口しデザインナイフで整形。
▲ジャッキは取っ手の部分の凸モールドを、真鍮線に置き換えます。
▲元のモールドを削り取って、両端部をピンバイスで開口。
▲真鍮線を折り曲げて瞬着で取付け。寸法は現物合わせですが何個も失敗作ができました。手持ちの真鍮線が0.3mmしかなかったのですが、ちょっと太いかなぁ。
▲F型の場合縦置きなので、付けるとほとんど見えません。
▲ジャッキ台は金型の都合で側面の木目が無いので、コーティングブレードで傷を付けておきます。
▲排気管は熱で溶けた表現として、流し込みセメントを塗って表面を溶かし、使い古した刷毛で叩くようにして表面をザラつかせます。
▲予備履帯の軸穴はピンバイスで開口しておきました。
▲牽引用のワイヤーの取付けで意外と苦戦。
ワイヤーを2セット作り、付属のエナメル線で中央を束ねるのですが、このエナメル線が固い素材で…ピンセット引っ張っても上手く曲がりません。
▲なんかイライラするんで、使える物ないかなと工具箱を漁った所、ホビーワイヤーと言う素材を発見。これ使えるか?
▲こっちは上手くできました。ブロンズ製なので柔らかくて曲げやすいです。
塗装のため一度取り外しますが、ちゃんと付けられるかちょっと不安です。
▲最後にアンテナですがラックに収納しようとすると、後ろが浮きあがってきっちり収まりません。
▲根元の部分をとりあえずサンドペーパーで削ってたらなんとか収まりました。塗装の厚みでまた入らなくなるかもしれません。
▲とりあえず本体の組立は終了。色塗り前の記念撮影です。
▲4号は装備品が多いので塗り分けは大変そうです。
▲右フェンダー上の予備履帯は塗装後に取り付けます。
アンテナは接着せず動かせるようにしておきました。
▲後ろから。
新金型製品ですが、ディテールは100点満点って感じではないですね~。
解ってる人が見れば「ここが足りないな~」と言うのはあるでしょう。
その辺の超精密な再現は捨てて、95点レベルの造形が出来ればいいやと言う感じなんでしょうね。
それでも3Dフィギュア付きで良心的価格...外国製品より断然お買い得です。
これからもこの路線で頑張ってほしいです。