▲引き続き履帯を仕上げています。
内部の彫刻にフラットアース、デッキタン等でドライブラシをかけモールドを強調しています。
▲転輪の履帯接触部はMr.メタルカラーのダークアイアンを塗ってみました。
アイドラーや上部支持転輪にも同様に塗っています。
少々わざとらしいコントラストですがウェザリング後は馴染んで見えるはず...と信じたいです。
▲OVMの塗り分けはいつも通りオールエナメル塗料で。
数が少なくて楽と思いきや...シュルツェン架が邪魔で意外と難儀しました。
▲排気管は、レッドブラウン+クリアーレッド+クリアーオレンジ+フラットベースを薄めたものをウォッシュしてサビ表現としました。
フラットベースを多めに混ぜるのがミソで、乾くとサビたボルトみたいな色合いになります。
▲乾くとこんな感じです。履帯に使ったウォッシュ塗料(黒茶色)を先端と内側にエアブラシして煤汚れも付けています。
▲最後に履帯の金属表現です。ここもメタルカラーのダークアイアンを使いました。ドライブラシのように擦り付けて光らせています。
▲駆動輪の歯やセンターガイドにも擦り付けました。ウェザリング後にもう一度塗りなおすかもしれません。
▲バルケンクロイツのデカールを貼り付けました。
うーん、なんか物足りない感じですね~。
ウェザリングをどうしようか、まだ決め兼ねています。
車体が大きいのでチッピングや錆ダレが似合いそうな感じがするのですが。
足回りは思い切って泥だらけにするのもありかなぁと。
とりあえず次回はチッピングでしょう。
▼ところで、今作っているのと同じ車両がボーダーモデルと言うメーカーから先月販売されたようです。
▲ボーダーモデル?また中国の会社らしいですが...。知らない間にどんどん新興メーカーが増えて行きますね。
最近、「中国の製品の方が凄い!日本は遅れてる」と言った声が多いですが、本当にそうなのか?
プラモデルも商売です。
キットの評価とは、精密度だけで決まるのではありません。
プラモが商売じゃなければ、いくらでも金型に技術をつぎ込めば良いじゃないですか。
中国凄いなんて言ってる人は金型がいくらするか知ってるんでしょうか。
タミヤ社は極めて高い金型精度や作りやすさによって長年顧客の信頼を得てきたからこそ、世界中にファンが居るのです。
そんなことは商売の基本中の基本だと思うのですが。
もう一度よく考えてほしい、なんのためにプラモデルを作るのかと言う事について。