今回はまたプラモ撮影の話です。
前回は黒バックでの撮影について書きましたが、今回は白バックで撮影です。
先日完成したAmusing Hobbyのフェルディナントは白バックで撮ったのですがちょっと暗かったのでもう一度撮り直しました。
▲ライティングについてはこちらの記事を参考に。
この記事は非常に役に立つので必見です。
書かれている通り白バックでの撮影は実は難しいです。
なにが難しいかって、ライティングがちゃんと出来ていないと背景が白くならないんですよね。
▲まずこちらの写真を見てください。
これは、実は真っ白な背景で撮影しています。
ところが背景がグレーに見えてしまっています。
なぜグレーに写ってしまうのか?
それは「カメラは暗いと判断した部分は(たとえ白であっても)暗く写す」と言う性質があるためです。
上の写真はライティングが不適切で被写体にしか照明を当てていないので、背景が暗くなっています。
「画像編集で背景を明るくすれば良いのでは?」と思うかもしれませんが、そう上手くいかないんです。
背景を明るくしようとすると一緒に被写体も明るくなって白飛びしてしまいます。
一度グレーに写ってしまった部分は頑張っても直せません。
ですから最初から背景は白く写さないといけないのです。
背景を白く写すにはどうすれば良いかと言うと、背景に照明を当てて明るくしてやれば良いのです。
カメラに「背景が白だぞ」と教えてあげる必要があるという事です。
▲続いてこちらはnippper記事のように照明やレフ板をセットして撮影(と言っても結構苦戦した)。
被写体と同時に背景紙にも照明を当てているので背景がきっちり白く写ってます(多少画像編集もしていますが)。
ライティングだけでこれだけ違いが出てしまうのですね・・・。
カメラ歴長いのに最近までこのような事を知らなかったので、白背景は綺麗に撮れずに避けてきた経緯があります。
nipppperのおかげで長年の疑問が解決しました。
ライティングが決まれば気持ちいいくらいに真っ白な背景で写ります。
白背景はライティングさえクリアしてしまえば、撮るのは楽。
黒背景と違って被写体の白飛びにあまり気を使わなくて良いし、色温度のバランスも崩れにいので調整がほとんど必要ない程でした。
前に言った通り私あまり白バックが好きではありません。
特にAFVの場合明るい背景色だと、どうも引き締まらない感じがあります。
でもこうしてみると白も悪く無いなあとも思いました。
カメラの設定とか画像編集とか、もっと書きたい事はあったんだけど書いてるとすごく長くなりそうだし今日はこの辺で。
参考記事も貼っておきます。