AFVモデラーの巣

1/35AFV模型が大好物

タミヤ 1/35 IV号戦車F型 Part7

エアブラシを持つのも今年初めてかも...IV号戦車F型の塗装を始めます。

▲サーフェイサーはざっとしか吹いてません。

さて、今回は模型誌などでよく見かける青みを帯びたジャーマングレーで塗ってみたいと考えました。そこで、タミヤのジャーマングレーをベースに、クリアーブルーを混ぜて青っぽいグレーを作り、これを基本色にしました。

 

クリアーブルーを混ぜたのは、色の彩度を落とすことなく色味が変えられるため、もうひとつは強烈な艶消しのタミヤカラーを少しでも滑らかにするため。

 

▼参考記事です。

水性塗料でプラモが塗りたい!/ジャーマングレーは「クリヤーブルー」ひとつまみで華やぎます。 | nippper ニッパーを握るすべての人と、モケイの楽しさをシェアするサイト

 

▲ジャンク部品で試し塗りをしています。

ん、ちょっと暗いかな?ブルーグレーってより紫が強い群青色って感じ。

もっと見るからに青!なグレーにしたかったのですが...。

実はこの色が後々気に食わなくなるのですが、そのまま作業を進めてしまいました。

▲いきなり吹き付けず、最初の2,3回は砂吹きでザーとっ吹きます。

実質、これがサフ代わりです。

▲乾かしてる間に、履帯と転輪を塗ります。

まず全体をブラックサーフェイサーで塗装しておきました。ゴムの塗り分けは、コンパスカッターで厚紙をくり抜いたテンプレートを利用します。

▲履帯はXF-52を全体に塗装しておきます。予備履帯やワイヤーにも塗っておきます。

▲調合ジャーマングレーを全体に塗り終えました。

どうでしょう?明るい?暗い?私の目からは暗く見えます。

照明下では明るく見えてますが、実際はもっと濃い色に見えます。

青みも思ったほど強くなりませんでした。

まあでも、作業自体は次へ進みます。

 

今回はカラーモジュレーションにしようと思うので、ここからグラデーションを付けていきます。

▲基本色に艶消し白を足して、ハイライトの色を作りました。

車体裏でテストをしています。薄め具合が足りなかったので、コントラストがかなり濃く付いてます。

もっと薄めないとだめですね。

▲では、本番です。

事前に細切りにしたマスキングテープを用意しておきます。その他厚紙やプラ板なども用意しておくと便利です。

▲砲塔からやってみました。

余計な所に塗料が飛び散らないよう、やはりマスキングはした方が安心です。

奥のテープは装甲が折れ曲がる所に貼っています。

▲テープをはがすとこう言う風になります。

ポイントはとにかく塗料を薄めること!ほとんど溶剤くらいの塗料を使います。

ニードルの引き具合も極限まで小さくします。「少し塗っては乾かす」をしつこく何回も繰り返して行くのです。

▲砲身は光の当たる上の方にハイライトを塗ります。側面は上から下へ向かって、グラデがきつくならないよう薄くを心がけます。

▲ここまで砲塔のハイライトを終わらせた段階ですが...、やはり基本のジャーマングレーがなんか暗いと言うか、全然青さが足りないと気になり始めました。これも悪くはないんですが、最初の想定とは違う感じ。

 

ネットのモジュレーションが施された作品を眺めながら、悩むこと小一時間...

結局、車体色を作り直すことにしました。グラデ付けたのは砲塔だけなので塗り直しも簡単です。

長くなったので続きは次回に書きます。