並行してチャレンジャー2の組み立ても進めております。
ここでいったん車体を離れて、砲塔の組み立てに取り掛かります。
砲塔にはクリアパーツが沢山使われていて、手間がかかりそうなのでモチベアップのために先に終わらせてしまいます。
▲マークを付けたGパーツがクリアパーツですが、なんと説明書には一切塗装の指定がありません。
無いという事は「好きなように塗りなさいよ」ってことなんでしょうかね?
これはかなり不親切だと思いますが・・・。
▲ペリスコープは付属の透明プラ板を説明書のイラストに合わせてカットします。
ペリスコープのガラス面は大戦物だと安直に黒とかで塗ってしまうんですが、せっかくクリアパーツなのでちょっと工夫してみたいと思います。
と言うのも現用戦車の透明ガラスを見ると青とか赤に反射して見える場合が多いのです。
チャレンジャーの場合ペリスコープは赤紫っぽく見えるようです。
実は現用戦車のペリスコープは防弾ガラスで保護されているようで、ペリスコープ本体は内部に格納されています。
上で切り出したのは防弾ガラスの部分。
ただキットではペリスコープ本体は再現されてませんから、この防弾ガラスに塗装するしかありません。
▲この防弾ガラスは、クリアーレッドとクリアーブルーを混ぜた「クリアーパープル」を作って塗装しました。
▲塗装した側が裏側になるよう取り付けました。
内側はX-11クロームシルバーで筆塗りしています。
黒で塗るよりは見栄えが良くなったかな?
▲塗装に備えマスキングを行いました。
▲これは主砲の上に付く熱線映像装置で、ここにもクリアパーツが付くのですがやはり塗装指定がありません。
後からはめるのは無理なので、先に色を塗ってマスキングします。
▲ここは実車画像を確認してもよくわからなかったので、安直に黒で塗ってしまうことにしました。
まず裏側のレンズ面にマスキングゾル改を塗って、ブラックで塗装します。
ゾルをはがしたら、今度は表側全体にマスキングゾル改を塗ってマスキングをしてから取り付けます。
▲前から見るとこんな感じです。
ゾルを使ったのは後ではがしやすくするため。
奥まったところにありますから・・・。
▲こちらは砲塔上に付く車長用パノラマサイト。
クリアパーツは裏側にクリアブルーを塗装しました。
ここはマスキングが難しいので上ぶたのパーツは未接着にしておき、クリアパーツも後で付けることにしました。
▲ちなみにこのパノラマサイトはポリキャップが仕込まれており実物同様旋回できるようになってます。
▲最後にこのG10なんですが、これが厄介。
周囲に枠取りがあってそこは迷彩色で塗らないといけないようなのです。
タミヤの作例を見るとグリーンで塗ってありますが・・・。
さすがにこの塗装指定が無いのはマズいでしょう。
▲G10も裏側をクリアブルーで塗装しました。
幸い砲塔裏からはめられそうな形状なのでこちらも塗装後取り付けとします。
▲CIPパネルを除き砲塔は組み立て終了となりました。
砲塔が形になると完成が見えてきますね。
やはり面倒なクリアパーツの処理を先に終わらせて良かったです。