今回はエアブラシのメンテナンスについてです。
かなり昔の事ですが、タミヤのエアブラシ用クリーニングセットでエアブラシのトラブルが解決したお話です。
今メインで使っているのはクレオスのプロコンBOY、PS267とPS270なんですが、PS267の調子が悪くなりました。
一応塗料は出てきますが綺麗な噴霧状にならずまともに吹き付けられない状態でした。
何度も洗浄しても直らず。
ノズルとニードルを新しい部品に交換してみたのですが、それでも直らず。
原因がわからず、結局新しいハンドピースを買ってしまいました。
それから数年経って、ふとネットを閲覧している際、トラブルの原因と思われる情報を見つけました。
どうも、ノズルのシーリングの問題らしいのです。
ハンドピースの先端部分にはノズルが付いてます。
このノズルは根元がネジになってて、本体に締め付けることで空気が漏れずに密閉されます。
ところが、ノズルを外して分解洗浄を繰り返してると、ネジ部のシーリングが落ちてしまい、微細なスキマが出来てそこからエアー漏れが起きるようなのです。
タミヤのエアーブラシ用クリーニングセットに付いてるノズルシール剤をノズルに塗ると良いと聞いたので、早速買ってきて塗ってみました。
するとなんと、あっさり直ってしまいました！
ノズルを外すとネジ部が見えます。
ここにノズルシール剤をほんのちょっとで良いので塗ります。
するとシーリングが復活したようで、塗料が元通り出て来るようになりました。
こんなツールがあったなんて、感動しました。
以降PS267はトラブルは起きていません。
とりあえず直って良かったけど、なんだか納得いきません。
もしこのクリーニングセットが無ければ、故障と間違えてエアブラシを捨てるところでした。
一方、PS270の方はこの様なトラブルは起きたことがありません。
同じ会社の製品ですが、作りが違うのかたまたまなのか・・・。
ともかくこのクリーニングセットはエアブラシユーザーなら必須のアイテムだと思います。
