もうすぐ秋も終わり。一年は早い。KV-2は冬季迷彩に取り掛かりました。
▲前回先にデカールを貼ると述べましたがやはり耐久性に不安があるので、キットのデカールを原寸大コピーして切り取ったものを両面テープで軽く仮止めしました。
▼冬季迷彩は王道?のヘアスプレー技法を用いてやってみます。10年近く前に買ったケープのスーパーハードはまだ生きていました(笑)
▲缶スプレーのまま吹き付けても良いのですがどうしても細かい所に届きにくかったりするので、紙コップに中身を出してエアブラシで吹き付けます。エアブラシはサーフェイサー用の0.5mm径です。
今まで何度もヘアスプレーをエアブラシで吹いてますが一度もトラブルになった事はありません。洗浄も使用後すぐにツールクリーナで行えば問題ないと思います。
▲ヘアスプレーを塗り終えた画像です。テカテカになりました。粘度は割と低いので原液のままで塗れてしまいます。塗りが甘いと剥がれにくいらしいのでかなりこってり吹き付けました。足回り、転輪にも塗っています。
▲冬季迷彩のホワイトはタミヤアクリルのXF-2をアクリル溶剤で希釈して吹き付け。この時注意する事として、いきなり厚吹きするとヘアスプレー層がひび割れすることがあるので、最初の2,3回はやや遠くから吹き付ける(捨て吹き)で薄めに塗料をのせて、ヘアスプレー層がひび割れしないことを確認してから厚めに吹いつけて行きます。
▲塗り終えました。無事ひび割れすることなく綺麗に塗れました。足回りはほとんど剥がしてしまうつもりなので、サーっと薄くしか吹いていません。
▲ここから剥がし作業を行います。キットの説明書に剥がれた状態で書かれている素晴らしいイラストがあるので、これを見ながら行いました。
▲筆に水を付けて剥がしたい部分を濡らし、硬めの筆で擦ってホワイトを落としますが...あれなんかイマイチきれいに剥がれない...。どうもホワイトの塗装膜がかなり分厚くなったようで力を入れて擦らないと剥がれない状態になってるようです。
水は調子に乗ってベタベタ塗ると後で大変な事になるのでちょっとずつ作業した方が良いと思います。
ヘアスプレーのはがしはコントロールが意外と難しく剥がれてほしい所が思ったほど剥がれなかったり、もしくは剥がれてほしくないのに想定外にベロっと剥がれたり...イラスト通りにするのはちょっと無理ですねぇ。
▲リアパネルです。ここはまずまずの感じ。
▲場所によってスポンジも使ってみました。スポンジはエッジ部分や広いパネル部分などには有効だと思います。
▲反対側です。ちょっとはがし過ぎかなぁ。リアル写真を見ると手すりの周辺はよく触るせいか結構剥がれてるので重点的に落としてみました。
▲砲塔のはがし作業を終えました。うぅ...やっぱりはがし過ぎたなぁ。砲身はほどんど剥がれちゃってますね(汗)。
今日は砲塔で力尽きたので車体は明日行います。