III号突撃砲 フィンランド軍は最終仕上げです。
▲履帯はピグメントの色合いが気に食わなかったので、ウェザリングペーストのマッドブラウン+ウェットクリアーで上書きしました。
▲ここで履帯を付けます。ティッシュは毛が付くので割りばし、竹串等で代用しました。
▲やはりベルト式はたるみ方が今一つだなぁ。
▲車載工具類、ペリスコープなどを塗り分けました。
▲丸太はレッドブラウン＋クリアオレンジ(アクリル)を薄めに上塗りして、さらにスミ入れ塗料ダークブラウンを全体にウォッシングして仕上げとしました。
▲フィギュアは途中経過なしで完成画像のみですが...軍服の色がわからなくてネットで検索してみると青みのある淡いグレーのような色合いをしているようです。
ちなみにタミヤの指定はなんと！ニュートラルグレーです。ちょっと...適当すぎません？タミヤさん。
模型では明るい方が映えると思って、明るいブルーグレーを調色して塗ってみました。
階級章も説明図には何も指定が無くデカールも付いてないので、省略としてしまいました。
▲最後に、チッピングを行います。早速買ってきたファレホのジャーマングレーを使ってみました。
▼スポンジチッピングはくどいのでやめにして、今回は毛先がボロボロになったドライブラシ用の筆を使ってみました。
▲ドライブラシ同様、筆に付いた塗料のほとんどをふき取ってしまってから、装甲のエッジなどに擦り付けるように塗料を付けて行きます。毛先をぐりぐりっと押し付けるとランダムに色が付いて行きます。ファレホは瓶ママだとかなり粘度が高いので、ドライブラシに最適なのです。
▲スポンジだとどうしても大きな傷が付いてくどい感じがしますが、筆だと擦れ傷のような跡がついて行きます。コントラストも控えめな感じに仕上がるし、ドライブラシチッピングはなかなか使えます😄
▲ちょっとやり過ぎたけどベースが暗い色なのであまり目立ちませんね。
失敗しても乾く前なら水でふき取れるし、タミヤのアクリルより乾燥が遅いので長時間安定して作業が出来ます。個人的にVallejoはチッピングにも優秀な塗料だと思ってます。
▲ここで残っていた部品を装着します。
▲つや消しクリアーを吹いたら埃汚しのトーンが消えたので、もう一度ウェザリングカラーを塗り直しています。今度は艶消し面の上なので慎重に...でもそこそこ大胆に塗ってます。
▲前回同様うすめ液でふき取って調節しています。デカールの上にも埃色を塗って彩度を落としました。
▲転輪も汚しが足りなく感じたので、濃いめに塗ってみました。
▲作業が終了しました。今回もやたら時間がかかかりましたけど、やっと完成です。
▲別角度から。ウェザリングは毎回違う仕上がりになるのが面白いのですが、ウェザリングカラーの埃汚しは(個人的に)満足できる結果となりました。ベースが暗い色の時は思い切って白っぽく汚してみるのもありだなぁと思った次第です。
ちゃんとした画像はまた後日にupしましょう。
