AFVモデラーの巣

1/35AFV模型が大好物

F1プラモの思い出

F1と言ってもレースではなく、模型の方の話である。

ネットのF1作品を見てちょっと懐かしさを感じた。F1ばかりかカーモデル自体、全然やってない。最後に作ったのがタミヤのRB6なんで、もう10年近く離れていることになる。

F1モデルは記憶にある中でタミヤのRB6、フェラーリF1-2000、F2001、F60、マクラーレンMP4/13、フジミF2007、F2003gaなどを制作。

 

自分は模型にハマって最初に始めたのはカーモデルだった(実はその前にNゲージもやっていたのだが)。

エアブラシセットを購入し子供の頃は出来なかった色を塗って仕上げることが出来るようになった。

 

F1で苦労したのがデカール。昔のF1はタバコ会社がスポンサーだったんだけど、大人の事情でキットにはタバコ会社のデカールなど付いて無いわけで、別売りのデカールをその都度買わなければいけなかった。これがお店によって在庫があったりなかったりして結構探し回った覚えがある。

 

もちろん、F1モデル以外にも、スポーツカー、乗用車、GTカー、バイクモデルなど多数制作した。全部合わせると結構な数なんじゃないかな。残念ながら完成品は全て廃棄してしまい、写真も残っていない。

 

しかし、カーモデルは下地処理や光沢必須の塗装、厳密な塗り分けなど塗装に関しては気を使う部分が多くて、ずっと作り続けているとかなりストレスに感じるようになってきた。それに集合住宅では臭気の伴う塗装がやり辛い環境面の問題もあった。

 

そこで新しいジャンルを始めようとふと思ったのがきっかけで、ミリタリーモデルモデルにはまるようになる。今じゃ信じられないけど、自分はミリタリーには全く興味が無くてパンター戦車とかすら知らなかった。タイガー戦車や戦艦大和を幼少期に作ったのが記憶の片隅に残っている程度で、経験もほとんど皆無だった。

 

ミリタリーモデルに完全に移行したのが、確か2010年代前半頃。

その頃はもう、インターネットで調べると大量に情報が入手できる時代だったので、経験が無くてもとりわけ苦労することもなく、スキルアップしていくことが出来た。

戦車以外のジャンルも多少作ってみたが、結局戦車模型が一番楽しいと思うようになり、以降はAFVモデルしかやっていない。

 

最初は、お手頃価格のヨンパチシリーズを買って作ってみた。

まず塗装がつや消しだと言う事だ。当たり前の事なんだけど、光沢塗装しかやってこなかった自分には斬新だった。

そして、ウェザリング。墨入れ位はカーモデルでやっていたが、塗装自体を汚していくのは初体験。色々なウェザリングマテリアルがある事を知って試行錯誤してみるのが楽しかった。

模型に詳しくなると同時に、史実にも興味が湧きどんどん詳しくなっていった。

 

F1レースはそんなに熱心に見ていたわけではないんだけど、今はもう全く見てません。

それでもベッテルがレッドブルで連覇してた頃までは結構熱心に中継を見てたんだけど。

その後2014年にパワーユニットの大改革があってから、魅力がなくなり全く見なくなってしまいました。マシンは醜くなり、誰の思い付きなのか変な部品があっちこっちに付くようになり、日本人ドライバーは居なくなり、どこにあるのかも知らない国でレースが開催されるようになりました。

なにより地上波でレースが見れない時代。

 

今後F1モデルの世界はどうなってしまうんだろう。

現行マシンの新製品は出てこなくなりました。

取材ができないのでモデル化が難しくなっているようです。

もしかしたら消え去ってしまうのかも・・・。

私はもうカーモデルに戻ることはないと思うけれど。

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