
今回はプラモデルの洗浄液についての話題です。
いつも使っているツールウォッシュが底を突きそうだったので、新たに購入しました。
このガイアのツールウォッシュ(1000ml)はコスパが良くていつも買っているのですが、結構需要があるのか、通販ショップで品切れになっている場合が多いです。
この前買い物した際は品切れで買えなかったのですが、先週覗いたところ入荷していましたのでようやく購入できました。
ホントにいろんな物の値段が上がって辛いのですが、このツールウォッシュも少し値上げされてしまったようです(価格は今後変動する場合があります)。
ここからが本題ですが、
プラモ用の洗浄液の代用として、ホームセンターや通販で売られているシンナーを使っている人を少なからず見かけます。
「アセトン」とか「ラッカーうすめ液」と呼ばれるものです。
これらがプラモデルの洗浄液の代用として使えるとウェブ上で紹介されているわけですが・・・
はっきり言って、あまりおすすめできません。
4l入りとかの大きな一斗缶は、お得感がありますが、保管する場所に十分な注意が必要です。
4lを超えて来ると持ち運ぶだけでも大変になると思います。
アセトンはプラモ用として作られていないので、毒性や引火性がちゃんと抑えられているか、わからない商品も多いと思います(私も使ったことないのでわかりかねますが)。
プラモ用ではないシンナーを使用する場合、家族の人に危険ではないかと不安にさせてしまう可能性もあります。
また、大きな一斗缶は自治体によっては「大型ごみ」扱いになり、ごみ処分にお金がかかってしまう場合もあるため、よく確認してから購入した方が良いかと思います。
反面、プラモ用のボトル入りシンナーはプラスチック資源として処分できます。
缶入りの大容量の洗浄液は一見お得感がありますが、なにかとデメリットもありますので、万人にはおすすめできません。
毎日模型を作っているようなヘビーユーザーの方だと、洗浄液は消費が激しいので、大量に買いたいと言う気持ちはわかります。
実際アセトンでも問題なく使えているよ、って方もいるかもしれません。
ただ、知識の浅いプラモ初心者の方がウェブ上の記事を見て、よく考えずにアセトンを買ってしまう事もあるのではないかと少し心配になったので、記事にしてみました。
よほど消費が速いとか、特別な事情が無い限り、プラモ用の洗浄液で不便なく使えると思うし、自宅で保管・処分することを考えると、1L入りが妥当な容量だと思います。