AFVモデラーの巣

1/35AFV模型が大好物

念願のグラデーションペーパー(黒)購入!

撮影品質のさらなる向上を目指して・・・物撮り用の背景紙を新たに調達しました。

今回購入したのはプロ機材ドットコムのグラデーションペーパー(黒)と言う商品です。届いてみてまず大きさにビビりました。80×110cmは想像以上に大きく、机からはみ出してしまいます。

正直プラモ撮影にこんなに大きいのは要らないんですが、サイズがこれしかなかったので。名前の通り印刷面はグラデーションになっており上端から下端に向けて黒→白とグラデーションが付いています。

ちょっと残念なのはグラデーションの黒の部分が少ない事。これだと低いものを撮る場合ほとんどダークグレーと白のグラデーションになってしまいます。もう少し白い部分をカットして使ってみると良いかもしれません。

同じ物でも背景によって印象が結構変わって来ます。やはり黒い方が引き締まるので好んで使う場合が多いです。白も悪くは無いんですが、ものによっては単調でチープな感が出てしまう場合があります。特にAFVはグラデーションが非常によく合うように思います。

スキルのある人だとライティングだけでグラデーションを作れるらしいのですが、自分の環境じゃ無理(笑)。そんな人もグラデーションペーパーを使えばお手軽にカッコいい写真が撮れてしまいます。

このグラデーションペーパーは傷が付きやすい難点があります。やや厚みのあるカレンダーみたいな素材で、シワが寄らないのは良いのですが、印刷面が摩擦に弱く長く使うと落ちない傷や汚れが付いて残ってしまいます。

実はグラデーションペーパーは以前に持っていたのですが、傷だらけになってしまったので廃棄してしまいました。その後背景紙は色々と試行錯誤していたのですが、あれこれ悩むより1枚便利な紙があった方が良いという事で、今回購入に至りました。

保管は以前使っていたグラデーションペーパーのケースを再利用しました。こうやって丸めて保管するとますます傷が付きやすくなるんだよなー。常時セットしておける場所があれば良いんだけど。

お値段は送料込みで2000円程度でした。この手のグラデーションペーパーとしてはかなり安価でお買い得な商品でした。

タミヤ マルダー1A2 その3 塗装準備

▲砲塔を組み立てていますが、合わせ目処理でもたついています。ここもペリスコープが筒抜けになってるのでプラ板でガラスをはめてみました。乾燥待ちの間に出来ることをやっていきます。

▲キットにはバッグ等のアクセサリーパーツが付いてます。このパーツ迷彩の邪魔になるので塗装後に付けようと思ってたのですが、かなり凸凹した部分に付けねばならず、接着面もわずかしかありません。そこで、全部先に付けてしまうことにしました。裏面が空洞なのでエポキシパテで埋めています。

▲汚くならないよう流し込みセメントで慎重に接着。ボンネットに乗せるカモネットは接着せず着脱可能にしています。

▲ペリスコープのガラス面も後で塗ればいいやと思ってたのですが、筆塗りが難しそうな気がしたので先に塗ってマスキングしてしまいます。下地にシルバーを塗り、クリアーブルーを上塗りしています。

▲ウィンカーとブレーキランプはシルバー下地にオレンジとレッドで塗り分け。全てラッカー塗料を使用しています。

▲ガラス面とライトをマスキングしました。結構メンドクサイです。丸い部分はマスキングゾルを筆塗りしました。

▲フィギュアも組み立てました。フィッティングOKです。残ったパーツを組み付けて塗装に進みたいと思います。

タミヤ マルダー1A2 その2 ガイアのNATOグリーンを使ってみる

車体下部、足回りを先に塗装してしまいますが、その前に車体のディテールアップをしています。

▲古いキットなのでペリスコープは筒抜けになってます。0.3mm厚のプラ板を切り出して防弾ガラスを追加してみました。色は今回筆塗りしようと思うので白いプラ板にしています。

▲車体横にも同様に追加。

▲足回りをNATOグリーンで塗装しました。転輪はゴム縁を塗り分けスミ入れも済ませています。車体上下はまだ接着していません。

▲さて今回、ガイアノーツのNATOグリーンを使ってみました。タミヤのNATOグリーンに比べるとかなり明るめに調合されており、ネットで見た感じすごく良い色に見えたのでキットと同時に購入しようとしたのですが、在庫がありませんでした。後日yodobashi.comを覗くと在庫があったので先日紹介したカッターマットと一緒に購入した次第です。

▲比べてみると同じ色名なのか?と言うくらい全然違いました。タミヤのNATOグリーンはかなり濃くてオリーブグリーンとも言えるような色合いです。ガイアは明度も彩度も高い元気な色で、かなりわざとらしい明るさですが、実物も光源によっては明るく見えたりするのでこの色はアリだと思います。

▲履帯は前回の教訓から、輪っかにする前に塗ってしまいます。今回もXF-84ダークアイアンを使いました。

▲ネット情報で長さが短いと聞いたので、対策として1コマ余して接着しています。

▲付けてみるとこれでもちょっとキツイくらい。このベルト履帯は新しい部品のはずなのにどうしたんでしょうねえ。

▲前回述べたエンジンルームから履帯が透けて見える問題ですが、対策としてプラ板(NATOグリーンで塗装)を車体の横に貼り付けてみました。反対側にも付けています。

▲実物と違うかもしれませんがこれで良しとします。概ね車体の製作は終了となりました。サイドフェンダーもここで付けてしまいます。次からは砲塔の製作に取り掛かります。